```html
- 仙台の「うみの杜水族館」への訪問記録と感想
- 東北の海を活かしたダンゴウオやユニークな展示
- イルカショーや周辺のラプラス公園など見どころ多数
1. 旅のきっかけと水族館へ
5月の末に妻の実家のある岩手の花巻に帰省した。
去年は万博に休みを使ってしまったので、2年ぶりの東北であった。
平日の間は、どこに旅行しようか?どこの水族館に行こうか?と考えていたのだけれど、
今回は北上に用事があることから、そのまま南に下って、松島から仙台、そして山形の天童へと旅行することに決定した。
となると行ける水族館は、うみの杜水族館となる。
東北の他の候補は、青森の浅虫水族館、岩手 久慈のもぐらんぴあ、秋田 男鹿のGAOなどがある。
どこも行ったことあるけれど、それぞれ個性があって素敵な水族館だ。
しかし、うみの杜水族館は、行ったことはあるのだけれど、そこまで強い印象のない水族館であった。
少し偏見かもしれないけれど、そこそこの地方都市の水族館は無難なところが多いような気がする。
王道といえばそうかもしれないが、イルカやペンギン、アザラシ、クラゲなどの鉄板を押さえている。
あとは、新し目の水族館によくあるのは、カワウソなどの可愛い動物との触れ合いや、森の生目のなどと、言ってしまえば多様性を大事にしていることが多い。
とはいっても、水族館を運営していく以上、必ず偏愛は生じるに決まっている。
うみの杜水族館も、面白いところが多くあったので記録を残しておきたい。
2. 外観から入館、魅力的な展示
①外観

うみの杜水族館は、東日本大震災で被災して閉館した、松島水族館を引き継ぎ、2015年にオープンした、新しい水族館である。
そのため(?)、結構、シックでシンプルな見た目をしている。
昔からある水族館のように、レトロな派手さとかがないので、一見すると綺麗な図書館のような見た目である。
場所も港近くではあるけれど、海が見えるところなどもなく、少し寂しい。
しかし、実際は、震災の教訓を活かして、耐震性や地盤の強固さを重要ししており、地域住民の避難用ビルとしての役目を担っているとのことだ。
素晴らしいことである。
②入館
価格は大人が2400円、未就学児が700円(3歳まで無料)となっている。
平均的といったところだが、子どもが少し安めなのはよいところだと思う。
チケットや、入館システムは普通。
お出迎えにワシミミズクがいて可愛かった。

③展示
まず、いいなと思ったのは、
東北および宮城の海をしっかりと展示しているところだと思う。






北の寒い海にしかいない魚たちが、しっかりと展示されている。
特にダンゴウオの展示は日本一だと思う。
また、ギョギョッと魚スターでも紹介されていた、スケトウダラの水槽もいい。


一方で、大水槽は少し物足りない。
イメージは近海の海といったところなんだけれど、
少しメインにするには規模が小さいかなぁといったところだ。
ただ、引きで見ると、すごく綺麗で、
日本の侘び寂びの精神をどこか感じさせる。
他にも面白い水槽が多くあった。

イロワケイルカは、松島水族館だったころからいて、
しっかりと引き継いでいるとのことだ。
日本では他に三重県の鳥羽水族館にしかいないらしく、とても珍しい。


ワニだったり、カエルだったり、他にもロブスターなどもいた。


個人的には、このコイの水槽が好きだ。
水族館でなくても、餌に群がるのを見るのは楽しいものだけれど、それをガラスの水槽越しに見ることができるので、とても迫力がある。
ただ、餌は小さなカプセルに少しで200円と少し高い。

ダイオウグソクムシが、ここまで見やすく展示されているのも珍しい。オオグソクムシは多いけどね。

シュモクザメだけの水槽もなかなか珍しい。
若く小さめで、シュモクザメとしては一番カッコいい時期のこたちだった。


その他にも、自分で色塗りをした魚の絵をscanして、
投影する場所などもある。
ただ、これは以前に来た7年前にもあったのを覚えているし、少し今となっては画質も荒くなってしまっている。
3. ショーとイベント・グッズ
④ショーとイベント


イルカショーも、素直に楽しめる内容になっている。高い柵などがなく、距離が近いのがとてもいいところだと思う。
3列目までは濡れる可能性があると言われていたが、今回のショーはほとんど濡れることはなかった。
訪れた前日が、うみの杜水族館で生まれたイルカのエルの1歳の誕生日だったようで、来る前に読んだ朝の河北新聞(たぶん宮城の地方紙)にも掲載されていた。
イルカの前にはアシカや、インコもパフォーマンスをしてくれる。
取り立てて凄いところはないけれど、時間が会えば見ていって損はないショーだと思う。
あと、ペンギンたちもここの水族館の推しのようである。

餌をあげたり、一緒に写真を撮って背中を撫でさせてもらったりと、イベントも多い。
メインは屋外で飼育できるフンボルトペンギンだが、オウサマペンギンなど寒冷地の個体も展示されている。

コウテイペンギンはいないのが残念。
ただ、最近はどこの水族館も、特にフンボルトペンギンの展示を張り切っているので、目玉として押し出すのは少し物足りないような気がした。
やはり、コウテイペンギンを導入するしかないと思うのだけれど、、。
⑤特別展示
今回行ったときには、エリック・カール展が開催されていた。
入ってすぐの受付で、生き物を探そうというカードを購入し、水族館で見て回ったあとにスタンプを押すと、限定のピンバッジが貰える。

生き物探しは、子どもたちはとても喜んでいたし、他にも限定のグッズなどもあり、素敵なイベントであった。


うみの杜水族館は、結構多くのコラボをやっているようなので、事前にチェックしていくのがよいと思われる。
⑥グッズショップ

水族館オリジナルのグッズがやや少ない印象だ。
ただ、宮城のご当地グッズやコラボグッズなどが多くあり、欲しくなるものが多い。
宮城県の応援ポケモンである、ラプラスのグッズも売っていたので結構買ってしまった。この水族館から、20分くらいのところにはラプラス公園があるので、ついでに行くのも楽しかった。

4. おわりに・全体の総評
宮城県に唯一の水族館であり、震災後に復興の願いも込めて作られたとても素敵な水族館だと思う。
展示もひとつひとつが美しく、見る人のことをしっかり考えられている。
ただ、結構スペースもあるので、もう少し規模を大きくしてもよかったのではないだろうかと思ってしまった。
とはいっても、午前中に松島を観光して、午後に水族館に行くという時間配分が、とても丁度良かった。
それだけに、松島にあったころの水族館は景色なども良いだろうことを考えると、行ったことがなかったことが惜しまれる。
ただ、最近の風潮として、しばらくすればリニューアルしたり拡張したりするだろうと思うので、そうしたらまた行きたいものである。
また、限定コラボなども面白いのがあるかもしれない。
2026年6月6日