hoimicleの日記

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【水族館記】No.2 海響館

この記事のポイント
  • 7月に大型リニューアルした下関の「海響館」をレポート
  • 圧倒的な種類のフグ展示や完成度の高いショーが見どころ
  • オリジナルグッズが豊富で周辺の観光・グルメも大満足

1. リニューアルした海響館へ

水族館シリーズの2つ目は、「海響館」。

正確には「市立 しものせき水族館 海響館」

いま気づいたけれど、海遊館に名前が似ている。

↓↓ 海遊館の記事はこちらから↓↓

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関門海峡の「海峡」にかけてのネーミングで、なかなかにセンスがある名前だ。

水族館の名前は、そこの地名をそのままつかったもの(例 品川水族館、能登島水族館)や、何かしら地域にゆかりのある名前(例 うみの杜水族館、いおワールド)、運営会社を含む名前(例 鴨川シーワールド)、もはや勝手な名前(例 うみたまご、海遊館)といろいろあって面白い。

 

その水族館ができた時代やリニューアルした時代を反映しているような気がして面白い。例えば、マリンパークやシーパラダイスとかは「ハイカラ」な感じがするし、AQUAS、とかGAOとかアルファベット並べるのには、どこか「平成」を感じる。

 

さて、話を海響館に戻す。全国的にいうと結構マイナー水族館ではないかと思う。

以前に来たのは、妻と付き合い始めた頃の年末にいったのが10年前、そのあと今の職場に就職した7年前にも一度友人たちと行った。

下関らしく、とらふぐ専用の水槽と、圧倒的な種類のフグの仲間たちがいて、あとペンギンの展示にも気合を入れていることを覚えていて、中々に見応えのある水族館だと認識している。

 

それが、昨年の冬から半年近く休業し、7月に大型リニューアルを終えてオープンしたというので、ずっと行きたいと思っていた。

 

まずは、外観から。

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これまた、オシャレな外観である。

明治の雰囲気を残す下関をイメージした、レンガ造りの外観で、水族館らしからぬ姿をしている。

 

チケットは大人が2500円、子どもたちが500円。

そこそこに高めの設定だ。まぁ、とこでもこれくらいだけれども。

チケットもオシャレである。

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各エリアには、この千代紙で描いたような看板が多くあり、とても雰囲気がよい。

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エントランスや、こういう看板は全て刷新されたのではないだろうか。

 

入場は、キラッキラのエスカレーター。

海遊館もそうだけれど、水族館に入っていく時の、このワクワク感は本当に大事だ。

ここまでキラッキラにしなくてもとは思うけれど。

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2. 圧倒的なフグ展示とショー

さて、展示なのだけれど、

まず、海響館には、よくある「回遊大水槽」というものがない。これは、外洋に面していない。海峡をテーマにしていて、近海の海を表現することを大切にしているからだと思われる。

たしかに回遊大水槽は、その水族館の目玉になるのだけれど、ジンベエザメやマンタ、クロマグロのように花形がいなければ、逆に画一化されて個性のないものになりがちである。海の中道マリンワールドや、うみたまごとかはそうなっているのではと思う。

大きなウシエイ、トビエイ、サメ、その他の中型の魚たちは、どこも変わり映えしないし、装飾の意味もあまりないため飽きやすいのも事実である。にも関わらず、維持費は相当なものになるから、いっそ無しにするのも賢い選択なのかもしれない。

 

海響館には、その代わり、しっかりとした近海をイメージした水槽がある。

入場のエスカレーターを降りてすぐにある、開放的な水槽は、導入として美しい。

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さらに進んでいくと、やたらデカいカンパチが大量にいる水槽がある。カンパチだけをこんなに展示する水槽はほかに見たことがない。回遊大水槽の代わりになるものとい言ってもいいかもしれない。

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そして、海響館の目玉は、なんと言ってもフグである。トラフグだけを入れた水槽、世界的に珍しいアマミホシゾラフグの展示、マニアックな海水・淡水フグの数々、外せないマンボウの水槽、間違いなくオンリーワンかつナンバーワンだ。フグの水槽だけで数十あると思われる。

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ハリセンボン大好きな息子はとっても喜んでいた。

じっくり時間をかけて見たい水槽が沢山ある。

 

イルカショーとアシカショーも派手さこそないけれど、完成度が高い。

観客席からの近さ、だけれど極力水をかけない丁寧なパフォーマンス。とても安心して楽しめる。

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狭いながらも、レトロな趣があり、関門海峡大橋も眺めることが出来て、非常に良く出来たショーだと思う。「響」にかけて、レトミックをテーマにしており、内容もしっかりしたものだ。

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アシカが近くて、右前列の席がオススメだ。

 

3. ペンギン・アシカの展示と工夫

これだけでも充分に思えるレベルなのだが、

海響館はその他にも、ペンギンエリアと、アシカエリアに力を入れている。

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コウテイペンギンはいないけれど、水鳥もいる広い水槽に、トンネルもあり、泳ぐ姿を綺麗に見ることができる。今回は見れなかったが、一斉に泳いでくれる時間帯もあって、とても見応えがある。

 

アシカに関しては、実は「水族館人気ワースト1位」を逆手にとって、盛大にピックアップ。リニューアルしてから「ひれあしビーチ」という繁殖スペース?を作っている。冬は出ていないようだけれど、今後の繁殖成功などに期待が寄せられる。

 

その他の展示も、しっかりとしたところが伺える。

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ミズクラゲは、どの個体も大きく、キズもなく綺麗だし、スナメリやアザラシもゆったりと展示されている。

クリスマス展示も、なかなかユニークで、展示を考える人のセンスの良さを感じる。

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4. センス抜群のショップと骨格標本

そして、今回のリニューアルで、個人的に最も推したいのは「ショップ」である。

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ここでしか買えない、オリジナルグッズの豊富さ。センスの良さ、何よりフググッズの多さ。素晴らしいと言う他ない。入場料を軽く超える金額を使ってしまった。

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とらふぐの人形が可愛すぎる。

 

近くに関門ワーフや、唐戸市場があるため、水族館内のレストランは入らなかった。

もし、次来ることがあれば、入ってみたい。唐戸市場は人が多すぎて、子ども連れでは厳しいものがある。それに、コスパがいいとは言えない。

 

海響館の最後には、これまた名物の「シロナガスクジラ」の骨格標本が飾られている。日本には一つしかない実物の標本で、ノルウェーから貸出されているものだ。これも、結構すごい。子供たちは、トンネルとカン違いしているようであったが。

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5. まとめ:周辺の観光やグルメも大満足

以上が、海響館のリポートである。

非常でマニアックながら、すべての展示のクオリティが90点を超えるくらい高い、お土産も欲しくなり、非常に良い水族館だ。ただ、ド派手さというものは無いので、どうしてもマイナーに甘んじているのかもしれない。

 

すぐ近くに、遊園地もあり、ご飯処もあり、また門司港もあり、福岡からファミリーで観光するには最高だと思う。前の記事でも書いたが、壇の浦PAも楽しいし、最近は凄まじく寂れてしまったが、秋芳洞という景勝地も近い。

1つ残念なところは、素敵な温泉地が近くにないことではないだろうか。

 

ちなみに、お昼は唐戸市場ではなく、関門ワーフの中の「ふくの関」というお店で、鯨御膳を食べたのだけれど、すごく美味しかった。値段も2050円と、このクオリティにしては破格である。

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きっとまた数年後に行くと思う。

楽しみだ。

 

2025年12月4日