- 実は魚より鳥が好きで、鳥の専門書や雑学本を読み漁る日々
- 『ニワトリ 愛を独り占めにした鳥』で昔飼っていたチャボの謎が判明
- 動物本から学んだ「研究」への姿勢を胸に、春からの大学院へ
1. 鳥好きと鳥類学の本たち
僕のことを知っている人は、僕の好きな生き物は魚だと思ってるかもしれない。
しかし、実は鳥のほうが好きなのである。
子供の頃はずっと矮鶏(チャボ)を飼っていたし、
一番好きな食べ物は何と言っても唐揚げだし、
一番プレイ期間の長いゲームは Wingspan だ。
干支も酉年で良かったと思っている(申だけは絶対嫌だ)。
ここ最近は鳥の本を読むのにハマっていて、
五年前からの読書履歴をたどってみると、
『電柱鳥類学』『となりのハト』『鳥肉以上、鳥学未満。』『エナガの重さはワンコイン』『身近な鳥の生き様事典』『身近な鳥のすごい食生活』『とりのトリビア』『あした出会える野鳥100』と今回の本を入れると9冊ほどの本を読んでいた。
鳥の本は、ちょっとした雑学的なものが多く、読みやすいものが多い。
Kindle Unlimited にもたくさんの本があり、写真の割合も高くて気軽に手を出せる。
しかし、上に紹介したものの中には、読み応えのあるものもある。
『電柱鳥類学』や『となりのハト』などは、とてもマニアックな内容で、いわば鳥類学の専門書に位置するものである。
ただ、とても面白いし、読むだけで日常に楽しみが増えるので非常におすすめである。特に『電柱鳥類学』は電柱についての知識も増えるので、興味があればぜひ読んでみてほしい。
2. ニワトリ本で解けた長年の謎
今回読んだ『ニワトリ 愛を独り占めにした鳥』は、(もちろん、専門家にとっては入門レベルであるのは間違いないが)専門的であり、読み応えのある本であった。
何故か、出版社のページがないのでリンクは貼れないが、興味のある方はKindleで検索すれば読めるので読んでみてほしい。Unlimitedなら無料であった。
同じくニワトリを題材にした本に『鳥肉以上、鳥学未満。』があるが、
そのほとんどが普段食べている鳥肉を導入とした解剖学のみをテーマにしている。
こちらの本は、ニワトリと人間の関係を題材に、研究に基づいて多角的に、そして網羅的にニワトリを紹介してくれている。
品種としての話は、普通の人であればあまり興味を持てないかもしれないが、自分にとっては長年の疑問に答えをくれるものであった。
というのも、自分が子供のときに飼っていた大好きなチャボに、
羽が金色で優雅な子がいたのだが、いったいなんという品種なのかずっと疑問だった。
名古屋コーチンに似ているなぁと大人になってから思ったことはあったが、
少し顔つきが違うし、足に羽が生えていることや、大きさから別の品種だと思っていた。
しかし、この本を読んで、おそらくコーチンの血が入っていることと、
チャボとして愛玩用の品種であることが推測され、
調べてみると「バンタムコーチン」と呼ばれるものであることが分かった。めっちゃ可愛い。

あとは、一般的な碁石チャボも飼育していた。とはいえ、碁石チャボにも黒と白の色の入り方に差があるのは、流れる血によって左右されるものなのだと分かった。
3. 動物本が教える研究者の姿勢
動物の本は、どんなものを読んでも面白いものが多い。
今回紹介した鳥の本以外にも、魚に関する本であったり、牛と牛乳についての本であったり、いろいろな本を読んでいた。
思い出してみると、小学生の頃に図書館で何度も読んでいたのは『シートン動物記』であったし、中学のときに買って、いまもおすすめできる本といえばコンラート・D・ローレンツ氏の『ソロモンの指輪』である。
動物行動学の本が非常に大好きで、自分も動物学者になればよかったと思うことがよくある。
しかし、この本の最後に、筆者の「研究」に対する思いが書かれていた。研究者とは、効率やお金とかに関係なく、というかそんなものは気にもしないような態度で、胸を張って一歩を刻むものだ、というようなことが書かれていた。
自分も4月から大学院に行き、研究する身分となる。
そもそも、今の麻酔という職業も、馬鹿じゃないかと思うほど専門性だけ高く、各人のこだわりが強く出る職業である。
なんというか、よく分からないが、最近はつまらない周りのことを気にしすぎな気がしていて、どこか自省させられるところがあった。うるさい周りの声を気にせず、自分の職業を楽しみながらやりたいなと思った次第である。
4. 子供たちへの願い
また、こういう本を読んで思うのは、自分の子供たちが、こういう本を読んで、好きなものを見つけて没頭できるような人間になってくれたらなということである。
親のエゴであるのは間違いないし、やっぱり研究者はなかなか稼ぎが厳しいのは重々承知ではあるけれど。
それでは、いつか私の子供たちも、本を読んでくれることを祈って。
2025年2月22日